エンジン塗装編その3・また洗浄とマスキング

サンドブラスト後のXJR1300のシリンダーヘッド

もう二度としたくない!と思わせた青空サンドブラストの後、各パーツを念入りにエアガンで吹いてから洗浄します。

いくらマスキングをしていたとはいえ、小さな砂です。一粒も中に侵入していない、という訳ではありません。フィンの奥やオイル通路もキレイに洗い流し、エアガンで吹きます。

アルミが腐食してサンドブラスト後も小さな凹凸が見られる箇所は、さらにペーパー掛けをします。せっかく塗装するのですから、出来るだけキレイに仕上げたいもの。ここで手を抜く訳にはいきません。


二度目のマスキング

全てのパーツを洗浄し、乾燥させた後、またマスキング作業です。

マスキング作業自体は、サンドブラストのマスキングと変わりません。ネジ穴や開口部、合わせ面等を塗料が侵入したり付着したりしないように、それぞれの形状に合わせてマスキングしていきます。

以前、ヘルメットを塗っている塗装屋さんが、「オレの仕事の9割はマスキングだよ。」と言っていましたが、まさしくその通りだと思います。

地道な作業を、また丸一日掛けて行ないました。