ガレージXJRオープン!

ガレージXJRオープン!

2017年3月17日、ガレージXJRをオープンしました。
と言っても、別に立派な店舗を構えた訳ではありません。ウェブサイトをオープンさせただけです。

私には本業がありますので、基本的には土日祝日、平日の通常業務が終わってからの作業になります。

じゃあ、冷かしでバイク屋を始めたのか?と言われそうですが、そうではありません。バイクいじりは本気です。


ガレージXJRをオープンした経緯

私はXJR1200で、かれこれ11年間に渡りレースをしてきました。その間、何度か雑誌に取材されたり、XJR乗りの知り合いも出来ました。街乗り用のバイクもXJR1300でしたので、何度かオーナーズクラブのイベントにも参加させて頂きました。

そんな縁からか、エンジンのオーバーホールの依頼を、いつしか受けるようになりました。

XJR1200でレースを走っていた時は、基本的には全ての作業を自分で行なっていました。ポートを削ったり、バルブを磨いて摺り合わせしたり、オーバーホールしたり、何度も何度もバラしては組み立てました。

XJR以前の選手権レースを走っていた時からそうしていましたので、別に苦にはなりませんでした。

XJR1200の時は、STDのヘッドガスケットがすぐに吹き抜けるトラブルが頻発し、ヤマハの開発者に伝えたところ、しばらくしてガスケットの素材が変更されていた、という事もありました。

街乗り用のXJRも、STDで乗るつもりもなく、また楽しく感じないので、もちろんチューニングしていました。

クランクを軽量化し、ピストンの重量合わせをし、面研磨して圧縮比を上げ、ポートを削り、バルブを磨き、バルブタイミングを調整し、何度もそのような街乗りエンジンを作りました。

そのような経緯もあり、XJRのエンジンのことは、大抵は分かります。
しかし私は、商売でバイク屋をやっていた訳ではありませんから、初めてXJRエンジンのオーバーホール依頼を受けたときは、お断りしました。

その時に一番不思議だったのは、有名なショップにも出入りしていて、人脈もそこそこある方が、何故私にオーバーホールを依頼したのか・・・?ということです。

長くオートバイに乗り、レース活動もしていれば、多くの業界人と知り合いになります。良い話も悪い噂も耳に入ります。なので、薄々は気が付いていましたが・・・


信頼できる人は、どこに・・・

私の身近には、多くのスペシャリストがいます。皆、良い仕事をします。

長年お世話になっているRSカタクラの社長の発想と仕事ぶりには、いつも驚かされます。30年も付き合っているRSイトウの社長は同じ年で、今や日本一有名なカワサキのプライベートチームです。

その他にも、Zのスペシャリスト、ニンジャのスペシャリスト、内燃機のスペシャリスト、マフラーのスペシャリスト、レースのスペシャリスト、ピストンのスペシャリスト、小排気量のスペシャリスト、旧車のスペシャリスト・・・

しかしそれは、長年好きでやってきたレース活動のおかげであり、一般のユーザーの方には、おそらく身近ではありません。

それに、車検や一般整備と違い、エンジンのオーバーホール、それも自分が大事にしている愛車ともなれば、安心して任せられるところは、まずありません。

だから、私のような趣味でオートバイに携わっている人間に、オーバーホールの依頼が来たのだと思っています。

何機もエンジンを作り、オーバーホールをし、実際にレースで走らせてきた結果、こうして頼まれるようになったと、自分では解釈しています。


ガレージXJRの開店理由

ガレージXJRの開店理由

一番の理由は、『いつまでもオートバイに関わっていたい!』と思ったからです。

幾つになっても、オートバイが大好きです。乗るのもイジるのも、大好きです。
人生を50年以上経験していますが、これ以上楽しいと思えるものは、未だに見つけられません。

えっ!女性ですか?
それはまた別です(笑)

そんなオートバイを、これからもいつも身近に感じ、携わっていきたい!
だったら、自分の一番得意な車種だけに絞って、ガレージとしてオープンさせよう。

今までは人伝で依頼を受けていたものを、自分から積極的にお客様を集めよう。
そう考え、ウェブサイトをオープンさせました。

ちなみに私の本業は、印刷業とホームページ制作・ウェブマーケティングです。
ウェブ集客やウェブの活用でお困りなら、いつでもお気軽にご相談ください。


追伸

基本的には、ヤマハXJR1200・1300しかお受けいたしません。どうしてもやれ!と言われれば、やらないことはありませんが。まあ、他の車種の依頼など、こんな私のところには来ない、と思っています。

ご依頼を受けた場合は、全て自分の愛車と同じように、丁寧な仕事をします。
調子が良く、乗っていて楽しいオートバイでなければ、お金を掛ける意味がありません。

手を抜いたり、いい加減に作業するようなことも、絶対にいたしません。
噂に聞く、悪評が立つようなショップの仕事内容は、良く分かっているつもりです。それでは、お客様が満足するはずがありません。

また、価格設定も業界全般よりも安めです。これは、様々な方に実際に聞いたり、リサーチした結果です。エンジンのオーバーホールだけで70~100万円、なんていう事も、有り得ません。

こんな私の経験や知識、技術を自分のXJR1200・XJR1300に活かして、楽しいオートバイにしたい!楽しいオートバイライフを送りたい!

そう思われた方は、まずはお気軽にお問合せください。
「高野さんに頼んで良かった!」、「オートバイ、調子良いです。楽しいです!」、そう言ってもらえる仕事をしていきます。