もてぎの全日本を見に行きました。

昨年は、筑波の全日本ラウンドの際に、久しぶりに1,000ccのレースがありました。ST1000というクラスです。やはり1000ccのレースは迫力があります。二日で2レース、ドライとウェットで迫力のあるレースが繰り広げられました。今ではなかなか見ることのできない、筑波サーキットでの大パワーの走りを堪能できました。

しかし今年の筑波ラウンドは、1000ccのレースは行われません。随分と前から安全面に関して、いろいろ言われていますので、仕方のないことです。ただ、やはり近場のサーキットで1000ccのレースを見たいものです。

ということで、もてぎにレース観戦に行ってきました。


パドック内の様子

パドックに着いたら、まずは1コーナー内側からブラブラとしてみます。この辺りでも、テントを貼って整備をしているチームが、幾つかあります。その一つに、ヤマハブルーのチームがありました。どうやら社内チームの「磐田レーシングファミリー」のようです。

私の知り合いは、もう誰もいません。知った顔の監督も、辞めて久しいくらいですので、中を覗いたところで、おそらく誰も知りません。ですから、車両をチラ見する程度で素通りします。

一番奥のオレンジ色のテントに、こんな車両が展示されていました。

KTMの展示車両

昨年、惜しくもGP3で同ポイントながらチャンピオンを逃した、そう、あの男がメーカーからの依頼を受けて展示しているのです。

昨年秋のテイスト時は、
「あっ!チャンピオンを逃した小室だ!!」
と言うのは、その時だけは止めておきました。さすがにちょっとだけ可哀想な気がしましたので。

でもその後は、いつものように、
「チャンピオンになれなかったのに引退した、小室選手じゃあないですか!!」
と大きな声で言ってあげます。皆が、いつまでも腫れものに触るようにしていても、ダメですからね。愛のムチ、というやつです。

今年の秋は、ちゃんとツーリングに来ないとダメですよ。来ないと、またオジさんたちがイジめますからね。

今度は、バイクの展示ではなくて、実家のダンゴを売りましょう!!どうせ全日本を回るのであれば、パドックでダンゴ屋を開くのも良いかと思いますよ。オジさんも手伝います!

『走るダンゴ屋、小室選手の笠山だんご♪』

ヤマハワークスのトラック

さすがにこのチームのピットには、入ることは出来ません。今年の新人君のことを監督と少し話したら、違うピットに向かいます。

RSイトウのピット

中に入ると、監督が自らクラッチ交換をしていました。相変わらずメカニックには頼らず、自分で整備しているのですね。

「最近は、こんな大事な整備中に、誰も隣でくだらない冗談を言ってくれないだろ。つまらなそうだから、くだらない話をしてあげようか?」
と言うと、
『組み間違うから、やめてくれ。』
と言っていました。本当は、嬉しいくせに。

もし組み間違えるようなら、それは冗談のせいではなく、お歳かもしれませんよ。だって、以前は全く平気だったし、しかも喜んでいたじゃないですか。

RSイトウのピット

こちらは、ST1000の車両です。ライダーの方は知りませんが、数少ないカワサキですので、頑張ってもらいたいものです。

展示車両

パドックから、正面ゲートに移動してきました。食事のためです。そこに、ヤマハのブースがあり、数台が展示してありました。

展示車両のヤマハYZF-R1

ザ・昭和のオジさんには、このカラーリングが今でも一番、ヤマハ車らしく感じます。カッコイいいなぁ~。

限定カラーなのかオプションなのか、それとも普通に販売しているカラーリングなのか、私には全く分かりませんが、はやりこのカラーは大好きです。

ちなみに、先月の筑波サーキットでは、こんなR1も見ました。オーナーの方に写真を撮って良いか聞いたところ、構わないとおっしゃって頂きましたので、遠慮なく「パシャッ」とさせて頂きました。

筑波で見かけたヤマハYZF-R1

コレクションホール

土曜日は時間がありましたので、久しぶりにコレクションホールに行ってみました。以前に行った時と展示車両がどう変わっているのか、記憶が曖昧なもので、よく分かりませんが、どれも素晴らしい車両ばかりが展示してあります。

HONDAの歴代の名車たち

昔、オートバイに興味を持ち始めた頃に、走っていた車両です。当時は、良く目にした気がします。どの車両も、当然ですが素晴らしいコンディションで展示されています。

HONDAアコード

懐かしくなって、つい写真を撮りました。私が初めて買った車です。もちろん中古車でしたが、色まで同じなので、嬉しくなりました。

以前に来場した時は、おそらく展示されていませんでした。あれば、間違いなく気付くはずですからね。

NSR250 74号車

私には何年型の車両なのか、どの時代のカラーリングなのか、詳しいことは分かりません。でも、ライダーはもちろん、誰だか分かります。モトGPでもチャンピオンになれた、と言う人も、少なくありません。それくらい、日本中のオートバイファンを明るくしてくれたライダーでした。

もちろん友人でも知人でもありませんでしたが、昔、もてぎ7時間耐久レースの際、遊びにきていたのか、SHOEIヘルメットのブースで、一言二言話をしたことがありました。何を話したのかは、全く覚えてはいませんが。

こんな車両も、常に最高の状態で展示してありますので、行く価値はあると思います。

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