恒例の高齢ツーリング

3台で出発

恒例ツーリングだか高齢ツーリングだか分からなくなってきた、海のオジさんたちとの伊豆ツーリングですが、昨年末も無事に行ってきました。

ただ走るだけのオジさんたちですから、もう何回目になるのか何年になるのか、おそらく誰も正確には分からないでしょう。集合写真も、滅多なことでは撮りませんので、「写真を見て思い出す♪」といったことも、ほとんど出来ません。

30年は続いている気がします。30年以上も経って、やっと時々ですが写真を撮るようになりました。いつ誰が居なくなるかもしれませんから、記念に写真くらいは撮っておきたいものです。


集合は朝の7時

朝の集合は、7時にガレージ前です。

今年は6人です。そのうちの3人は、現地集合です。動きやすい少人数ということです。しかも皆、いい年したオッサンです。ですから「恒例ツーリング」がいつの頃から『高齢ツーリング』と言われるようになっても、何も違和感はありません。

一時期、知らないうちに随分と人数が増えたことがありました。その一方で、4人くらいで行ったことも、何年もありました。今回のメンバーは、少なくなっても必ずと言って良いほど参加していた、とびっきりのバイク馬鹿のオッサンたちです。

コロナが収束しない現在、いろいろと言われる方もおりますが、少人数で行動すれば、大きなリスクは無いと考えて行きました。色々と言いそうなちょっとだけ若い奴らには、声も掛けていません。こんな状況下で声を掛けると、好き勝手な事を言い出したり、面倒臭いことになるのは目に見えています。ですから、変わり者のオッサン少人数でのツーリングとなりました。

朝の7時前には、二人のオッサンがやってきて、しばらくどうでも良い話をした後、出発です。

11月の後半ですから、早朝は寒いです。30分走っただけで、指先が痛くなってきます。しかし、寒いからと休憩して缶コーヒーでも飲めば、すぐにオ○ッコしたくなります。そんな歳になったのですから、仕方ありません。

走るルートは、いつもと変わりません。毎年、同じようなルートで行っています。ただ一箇所、沼津の手前は国道を走らず、狭い道で行ってみました。特に理由はありません。混んでいる国道が嫌いなのと、その時の気まぐれです。

1ヶ月前にタンデムツーリングした時と、ほぼ同じ道を走りました。いつまでたっても、代わり映えしませんね。

以前は元気があれば、目的地の温泉街を通り過ぎて石廊崎まで走り、宿まで戻ってきたものですが、今となってはそんな元気もありません。しかし今回は、目的地の少し先まで、今まで走ったことのない細い峠道を走ってみました。40分程度の回り道ですので、次回もまた走ってみようと思います。

総勢6台、少なくなりました。

朝、散歩に行く際に撮った写真です。総勢6台です。今回は、最近では珍しく少ない台数でしたが、これはこれで良いものです。

ちなみに1ヶ月前にタンデムで訪れた際に宿泊した宿は、この写真の向こう側にあります。隣のようなものです。今回の宿も奥にある宿も、長年お世話になっている宿です。これからも訪れますので、宜しくお願いしますね。

海の景色

砂浜から見た海の景色です。天気が良いと、正面に富士山が見えます。

1ヶ月前の海の景色

1ヶ月前に同じところから見た景色です。この時は、かろうじて富士山が見えましたが、今回は残念ながら顔を出してはくれませんでした。誰かの日頃の行いが悪いのでしょうか。

日頃の行いが悪いオジさんたち

日頃の行いが悪そうなオジさんたちです。いつもは砂浜で写真を撮るのですが、人数が少なかったのと、出発間際になって写真撮影を思い出したので、初めての場所で撮ることとなりました。

右にいるのは、「黒い弾丸」オジさんです。バイクもウェアも、真っ黒です。10年ほど前、牧場近くの道で、あろうことかフロントスプロケットが緩み、走行不能になりました。大きなサイズのレンチなど、誰も持っているはずもありません。

「こんなバイク、ここに捨てて帰ろうよ!」
ということになり、ナンバープレートだけ外して、同行していた乗用車に同乗しての帰宅となりました。てっきりそのまま不法投棄したのかと思っていましたが、その晩、車で引き上げに行ったそうです。その不法投棄しかけたバイクで、今回も参加しました。

黒いオジさんの隣は、「ミスター○イクBG」という雑誌に、「月刊オータバイ」とかいう怪しいページを持っており、好き勝手な事を書いているオジさんです。その雑誌は買うこともなく、従ってほとんど読んだこともありません。でも、たまに名前や写真を勝手に載せたりしているらしいです。

昔は必ずと言って良いほど、テイスト前日に宿泊させてもらったものです。前日に筑波で練習して、そのまま彼の家に行き、居酒屋で一杯飲んで寝ていました。

肖像権などのうるさいことを言うつもりは毛頭ありませんので、その代わりに今度久しぶりに1杯飲んで、泊めてもらうことにしましょう。もちろん、デザート付きでお願いしますよ♪

「オータバイ」オジさんの隣は、何度も登場している「海のおじさん」です。むか~~し、何度も耐久レースを一緒に走りました。鈴鹿6耐では、完走するのに3年も掛かりました。

その時の写真を見つけましたので、おそらく誰も興味はないとは思いますが、ちょっと掲載してみます。

むか~~しの鈴鹿6耐のゴール後

海のオジさんも、バイク屋のオジさんも、オータバイのオジさんも、もちろん私も、まだ若いですね♪

海のオジさんは、昔は年中、転倒していました。ツナギもオートバイも、常にボロボロでした。オートバイも車も廃車にするのが得意でした。そんなオジさんに、
「高野は最近、よく転ぶよなぁ~」

と言われるようになりました。確かにそのとおりだとは思いますが、海のオジさんに言われるのだけは、ちょっと違う気がします。昨年も骨盤骨折をしている、筋金入りの危ないオジさんです。これからは怪我をしないよう、くれぐれも気を付けて走ってくださいね。

私ももう少しだけ走ろうと思っているので、これからも宜しくお願いしますね♪

グリーンのカッパを着ているのは、むか~~し「テクニカル○ポーツ関東」に所属してレースをしていた男です。ちょっとだけ私の後輩です。こう見えても、ホンダの顔である岡田君の先輩になる男です。

彼の結婚式で岡田君と一緒に「ねるとんゲーム」に無理やり出されて、同じお姉さんに玉砕しました。「ねるとん」という言葉を若い方は知らないでしょうが、オジさんたちの遠い思い出です。

先輩なのですから、
『岡田!缶コーヒー買って来い!』
と言っても良さそうなのですが、彼は間違っても言えません。

ちなみに私は、
『ワタル、缶コーヒー買って来い!』
と言いますが、最近では
『イヤですよ!まだオレが行くんですか?』
と言い返されてしまいます。

はい、これからは自分で買いに行きますね。
あっ、ちゃんとワタルの分も買ってきます♪

ところでグリーンのカッパの彼は、私が貸していた80φのピストンとシリンダーは、寒かったからなのかオートバイごと燃やして溶かしたそうです。数年前には、道に落ちていた岩にぶつかってオートバイを壊し、体も壊してしまったそうです。もう若くないのですから、怪我だけには気をつけてオートバイに乗ってくださいね。

一人だけ恥ずかしがってヘルメットを被っているのが、コバちゃんです。むか~~しのツーリングの時に、何を血迷ったのか、借り物の「4サイクルの250cc」で参加し、箱根の山の上で職人さんたちが乗ったハイエースを追い越そうと対向車線に出るものの、あまりにも遅くて追い越すことができず、その悔しさからヤマハのR1を免許もないのに買ったおバカさんです。箱根の山道で職人ハイエースと並走するコバちゃんをバックミラーで見ながら笑ったことを、昨日のことのように思い出します。あ~~、歳を取ったんですね。

コバちゃんはR1購入後、無事に大型免許を「お金で買って」、オートバイライフを満喫しています。

ちなみに一部の昔のオジさんたちは、教習所で二輪の大型を取得した人のことを、「免許を金で買ったヤツ」と言うことがあります。そんな言い方をするのは、試験場に何度も何度も通って限定解除をした、つまらないちっぽけな誇りを持ったオジさんたちです。

どんな取得の仕方をしたとしても、免許を保有していることには変わりはありません。ただ自分たちが苦労して限定解除した事を、きっと知って欲しいのだと思います。

あっ!そういえば私も、府中試験所に何度も通って取得した「一部の昔のオジさんたち」のチームに入ります(笑)。

牧場にて

伊豆に行った際は、必ずと言って良いほど立ち寄る、牧場のお店前での撮影です。寒くても、お決まりのアイス付きコーヒーセットです。

ここに来るまでの峠道で何があったかは、ここでは内緒にしておきましょう。

『自分は思っているよりも下手で遅くて、速くて上手な人はどこにでもいる。』

久しぶりにこの事を思い出しました。このことを肝に銘じて忘れないようにしながら、これからも楽しくオートバイに乗りたいと思います。

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