カムシャフトのその後

「年内に一度、話をしてみるよ♪」
SOHCエンジニアリングの渡辺さんが、以前にそう言ってくれていましたので、お話を伺いに立ち寄ってみました。もちろん話をしてみる相手というのは、ヨ○ムラのフジオちゃんです。

そもそも、ヨ○ムラジャパンの社長のことをフジオちゃんと言えるのも、そのような話を直接出来るのも、厚木界隈でもほんの数人しかいのでは、と思います。

今でも付き合いのある元ライダーのア○ピーは、お茶飲みには行けるでしょうが、流石に「ちゃん」では呼べるはずもありません。

XJR1300用の試作カムシャフト
XJR1300用の試作カムシャフト


もう暫く待っていてください。

今までのようには行きませんでしたが、今年は二輪のロードレースも、随分と開催されました。その中で、スズキワークスとしての位置づけになるかと思いますが、「ヨシムラSERT Motul」が、世界耐久選手権(EWC)のチャンピオンを獲得しました。

EWCのヨシムラSERT Motulチーム
(ヨシムラジャパン様のサイトより引用)

そのような大きな結果を残したこと、またコロナバブルの影響もあるのか2輪ブームが続いていること、2輪関係パーツ等の供給が遅れていることなどから、現在のヨシムラジャパン様は非常に忙しいようで、今はまだ詳細な話も出来ない状況のようです。

渡辺さんは、来年春先にある大きなイベント等の準備が一段落した頃に、もう一度話をしてくれると言ってくれています。ですからカムシャフトの詳細については、もうしばらくお待ちくださいね。

いずれにしても、簡単には進められない話です。もしゴーサインが出たとしても、半年から1年は掛かってしまうと思われます。

もし、もっと早くにカムシャフトが欲しい、という事でしたら、アメリカの『WEBCAM(ウェブカム)』に依頼した方が、まだ早くて確実かと思われます。ただし、まだコロナ禍ですので、納期は安定はしていないようです。私が1年前に発注したカムシャフトも、まだ出来上がってきません。

WEB CAM社製カムシャフト
WEB CAM社製カムシャフト

カムシャフトが欲しい!と言ってくださる方は多くいらっしゃるのですが、なにぶん簡単には作れない製品です。しかも作るとなると、製作企業は限られます。

以上のような理由で、まだもうしばらくお待ちくださいね。もし早く欲しい、という方がいらっしゃいましたら、純正の程度の良いカムシャフトをアメリカのWEB CAM社に送り、加工を依頼した方が良いかと思います。


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