XJR1200改オーバーホール計画 その2・車体編

エンジンを降ろした車体は、軽くて取り回しも楽なので、整備するにはもってこいの状態です。ということで、エンジンを降ろしたついでに、各部のチェックやグリスアップも同時に行います。

スイングアームやステムシャフト等、この際、点検整備をしてしまいましょう。


サスペンション

クワンタム製リヤサスペンション

今、車体で一番気になっているのは、サスペンションです。フロントはオイル漏れついでにオーバーホールをして1年も経っていませんので、特に問題はありません。

問題なのは、リヤです。5月のチョイ乗りでオイルがダダ漏れして、そのままオーバーホールに出してから早2か月、未だに出来上がってきません。

レーサーのサスは急ぎでお願いしましたが、依頼先もレースシーズン真っ盛りですので、繁忙期です。「街乗り用だから、後回しでいいよ。急ぎの仕事を優先して。」と言ったからでしょうか、今でも後回しにされているようです。

「バラして、シャフト交換とかコストが掛かりそうだったら教えて。」と言ってありますので、未だに電話すらないということは、バラされてもいないのでしょう。まあ、今すぐに必要という訳でもありませんので、8耐が終わったらゆっくりとオーバーホールしてもらいましょう。

問題は、コストが掛かりそうな場合、そのまま直して使うのか、ということです。このクワンタムのリヤサスペンション、完全なスペシャルになっています。自由長、減衰、バネレート、バネの長さ、全てがスペシャルなのです。つまり、非常に気に入っている、ということです。

しかし、長年の酷使から、内部がどのようになっているのかは、バラしてみないことには何も分かりません。もし、あまりコストが掛かるのであれば、他のメーカーのサスを使ってみようかな、とも考えています。

このサスを使い続けているので、現在の最新ツインショックの性能を、実は良く知りません。そこに興味があるのです。ただ、特別に使いたいメーカーがある訳ではありません。オーリンズだけは使わないと思いますが・・・

なぜって・・・?

だって猫も杓子もオーリンズを使っているから、今更使う気にはなれません。幾つか興味のあるメーカーもありますので、これは追って考える事にしましょう。まずはクワンタムの結果次第、ということです。


ステップ

自作のバックステップ

今時の社外製パーツは、削りだし部品が多く使われ、アルマイト処理も施されていて、見た目にも美しくてカッコ良いです。ステップもしかり、です。

対して私の愛車のステップはと言えば、アルミ板をジグソーで切り出し、そこら辺に転がっていた部品を組み合わせて作っただけの、手作り感満載のステップです。

位置や機能には全く問題はありませんが、如何せん、見た目が・・・

いくら見た目は二の次とはいえ、流石に最近は少しばかり気になります。ですので、少し見た目を考えて修正しよう、と思っています。

ただ、機能的に問題が無いと、どうしても後回しにしてしまう悪い癖がありますので、実際にどうなるかは、今はまだ未定です。