車両完成目前ですが、欠品部品が・・・

今日は朝からエンジンを積むための準備です。


エンジンを積むための準備

エンジンマウントステーやボルト類もエンジン同様、20年以上もメンテナンスされずに放置われていた訳です。当然、ひどいことになっています。

エンジンを下ろす際、まず付着した汚れを落とさないとメガネ等の工具が入らない箇所も、何箇所もあります。

取り外したマウントボルト

チェーン周りのマウントボルト類は、大抵はこのようになっています。

洗浄したマウントボルト

それを洗浄し、このようにキレイな状態にします。


洗浄したマウントステー類

マウントステーやボルト類、ドライブスプロケット等を全てキレイに洗浄し、ベアリング類にはグリスを塗布します。これで積み込み準備は完了です。


エンジンをフレームにマウント

XJR1300は、このように右側からエンジンを積み込む

XJR1300は右側のダウンチューブが外れますので、このように右側からフレームに載せます。位置さえ決まれば、あとは一気にマウントステーやダウンチューブを組みつけていきます。

このお客様の車体には、オーバー製のサブフレームが付いていましたので、通常とは少し手順を変える必要がありましたが、問題なくマウントは終了です。

マフラー、オイルクーラーまで取り付け終了

その後は、オイルクーラーやマフラーを組み付けていきます。

この車両、エキゾーストパイプの取り付け部に、なぜかガスケットが入っていませんでした。マフラーは社外品ですが、まさかガスケットを使わない構造のはずがありません。当然ですが、ガスケットを使いマフラーを取り付けます。

取り付けナットに至っては、サビで団子状になっている有様でしたので、当然、新品に変更です。


完成目前で、欠品部品が・・・

あとはキャブレターを取り付ければエンジンは掛かります。
しかし・・・

アクセル操作を軽くするために変更するリターンスプリングが、まだ手元に来ていません(涙)。残念ながら、今日はエンジンを掛けることが出来ません。

こんな時に持つべきものは・・・優しい後輩です♪

レースをしている後輩が、リターンスプリングの予備を持っているとの事。それをなんと、今晩中に届けてくれるそうです。明日の朝、ポストを見るのが楽しみです。


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