久しぶりの整備

ミクニ製TMRキャブレター

だいぶ暖かくなって、そろそろバイクに乗ろうかな。
ということで、久しぶりに愛車のXJR1300のエンジンを掛けようとしたが・・・

バッテリーが弱くなっていることもあり、エンジンが掛かりません。
予備のバッテリーを充電し、それを使っても、掛かりません。

そのうち、「カタカタ」とリレー音がし始めました。
スターターリレーまで終わってしまいました。

早速、後輩のお店にバッテリーを発注し、ストックしておいたハーネスからスターターリレーを移植し、ついでにキャブもオーバーホールします。

ちなみにスターターリレーが壊れたのは、過去に何度か経験しています。新品で購入すると5,000円以上します。また中古品をストックしておかなければいけませんね。


キャブレターのオーバーホール

レースをやっていると、キャブレターのオーバーホールは日常的に行います。
クリーナーボックスなど有りませんので、ゴミがすぐに侵入するからです。

脱着も、タンクを外せばすぐに出来ます。
社外品のキャブを使用している方は、小まめな手入れをして下さい。
オーバーホールだけで不調が直ることは、実際に良くあることですから。

ちなみに私は、レースの時はミクニ製TMRの41パイをショートファンネルで使用していましたが、公道用では40パイのTMR-MJNを使っています。不満は全くありません。

キャブレターのオーバーホール

クリーナーとして、ラムエア(RAM AIR)製の2連タイプのスポンジを使用していましたが、外してみるとボロボロになっていました。当然、ゴミ箱行きです。

このスポンジ、転倒した際に引火してバイクが燃える、と言われているようですが、実際にXJR1200改に乗る後輩も、燃やしました。私が貸していたシリンダーやその他のパーツも、一緒に燃えました。

ラムエアスポンジが無くても燃えるときは燃えるのでしょうが、使用している方は、頭の片隅にでも、その事は入れておいた方が良さそうです。

優しい後輩が、「高野さん、どうせ3年も使えればいいんでしょ!」と、中国製の安いバッテリーと、怪しいラムエアもどきのスポンジを用意してくれました。

私の事を、良く分かっている!
それで十分です。消耗品ですから。

後日、早速取り付けてセルを回すと、久しぶりにエンジンが始動しました。
これで、いつでもフラッとオートバイで出かけられます。